金魚写真家のブログ

結果を変えたければ行動を変えるしかありません。その行動を決めるのが思考。

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ABテストのやり方や目的を初心者向けにかんたんに解説

ウェブ集客をやっていく上で、「結果」は大切ですよね。

  1. ホームページからの、LINE友だち登録結果
  2. 広告からの、セールス成約結果
  3. LINEメルマガの開封、クリック結果

これらが、売上に影響してきます。

「結果」を重視し過ぎると、見えなくなるもの

ですので、きちんと計測をして、「結果」をみることは重要です。

とは言っても、あまり「結果」を重視し過ぎるのも良くありません。

大切なモノが、見えなくなってしまうことがあるからです。

広告の場合で考えてみると、このような感じになります。

LINE公式アカウントへの登録の誘導を目的とした広告

LINE公式アカウントへの登録を、誘導を目的とした広告です。

この場合の「結果」は、「LINEのお友だち登録数」ということになります。

もしくは、登録してくれた獲得単価もそうですね。

登録数?広告費?取得単価?

この「結果」だけに注目すると、日々の観点は、

  1. 今日の、LINEの友だち登録数は?
  2. 今日の、広告費は?
  3. 今日の、ひとりの獲得単価は?
  4. …etc

に、なります。

「結果」と共に、大切なもの

もちろん、これらの数字も大切です。

でも実は、他にも大切なものがあります。

それは、「経過(プロセス)」です。

「結果」はあくまでも、その経過(プロセス)を通ってきた結果だからですね。

「結果」は直接コントロールできない

つまり、それ自体を直接コントロールすることはできません。

  1. 「今日のLINEの登録数は、少ないな」
  2. 「よし。LINEの登録数を、増やそう!」

これでは、何をすればいいのか、まったく分からなくなります。

「経過(プロセス)」に注目すると?

当たり前のように、聞こえるかもしれません。

ですが、案外こんな風にやってしまうことが少なくないですよね。

じゃ、「経過(プロセス)」に注目すると、どう変わるでしょうか?

  1. 「それぞれの、キャッチコピー毎のクリック率は?」
  2. 「どの画像から、最もコンバージョンにつながってる?」
  3. 「過去7日間の、クリック単価の平均はいくら?」

このような数字を、みることになります。

「経過(プロセス)」は、コントロールできる

そして、

  1. 「キャッチコピーは機能面よりも、感情面を訴求した方が良いな。」
  2. 「よし。感情に訴えた、キャッチコピーを追加しよう!」

といったように、具体的な施策を打つことができるようになります。

つまり、経過(プロセス)はコントロールすることができます。

例えば、カメラの使い方で集めていたけれど、キレイな写真を撮れた理想的な未来を見せるような訴求にしよう。とかありますよね。

ラーメン屋さんとかなら、味とか価格のキャンペーンを打ち出していくよりも、スープのこだわりをもっと出していこうとか、自分がなんでラーメン屋をやっているのかを見せていこうとか、お客さんの声を出していこうとか。

「結果」は、あとから付いてくるもの

その上で、「結果」は、後から付いてくるものなのです。

ですから、日々の着眼点としては、

  1. 「結果」
  2. だけではなく、
  3. 「経過(プロセス)」

も、みていく必要があります。

では、「経過(プロセス)」を、どのように見ていけば良いのでしょうか?

ABテストとは

キーワードは、「ABテスト」です。

ABテストとは、

  • 複数の選択肢でテストをして、
  • 結果の悪いものを削る

という、手法のことをいいます。

AとBの二択に限らず、三択、四択とテストをします。

キャッチコピーの例

キャッチコピーでいうと、

  1. A:「集客でお困りの経営者の方へ」
  2. B:「ウェブ集客でお困りのスモールビジネスオーナーの方へ」
  3. C:「ネットから集客なんてできるの?」と思っているあなたへ

のように、「どれが、結果に結びつくかテストしてみる」といった具合です。

ABテストをやり続ければ、必ず結果が出る

このABテストの重要性は、どれだけ強調しても、強調し過ぎることはありません。

なぜなら、「ABテストをやり続ければ、必ず結果が出る」からです。

というよりも、結果が出るまで、ABテストをやる。

ですので、結果が出ないということには、なり得ないのです。

結果が出るまでABテストをやる

仮に、0.1%ずつしか、数字が変わらないとします。

それでも、改善を繰り返すことで、

  1. 0.2%
  2. 0.3%
  3. 0.4%…

と、数字を改善していくことができます。

(もちろん、永遠に上げ続けるのは無理です)

必ず、2パターン以上

肝心なのは、何かマーケティング手段を実行するときには、

必ず、

  1. 1パターンだけじゃなくて、
  2. 最低、2パターン用意する

ということです。

ABテストを実践しよう

  1. パターンが複数あれば、比較することができる
  2. 比較することができれば、改善することができる

「結果」は、直接コントロールできません。

でも「経過(プロセス)」は、コントロールすることができます。

ABテストを、実践していきましょう。

まとめ

ABテストをする時には、変更点を1つに絞ることを忘れないようにしましょう。

  1. キャッチコピー
  2. ヘッダー画像
  3. オファー内容

など、一度に複数の要素を、変更したとします。

すると、どれが結果に影響したのか、分からなくなってしまいます。

地道に、一つ一つ改善を繰り返していきましょう。

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いわさきじゅん

いわさき写真教室 主宰。主に写真家、ひとり経営者向けにマーケティングなどを教えたりしています。

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