金魚写真家のブログ

結果を変えたければ行動を変えるしかありません。その行動を決めるのが思考。

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写真家のためのSEO講座②SEOを業者に依頼するのってどうなの?問題

どうも、岩崎です。

前回は「SEOって結局どーいう対策をするの?」ってことを簡単に説明しました。

そんなにしっかりとガチで覚える必要はないので、なんとなーくだけ把握しておいてください。

Googleとの死闘の歴史を知っておく理由

前回の最後に、こんな話をしたことを覚えてますか?

この歴史と事実を知らないと「絶対に安全で、順位が上がる!」なんて
無責任で根拠のない断言をしてくる変な業者に高いお金を払っちゃったり、
危険な古い情報を実践してしまって、逆に順位が下るなんてことが起きてしまいます。

これ、ほんと大事です。

「SEOの過去の歴史なんて知って意味あんの?」って思うかも知れませんけど、
意味はあります。

私がやっている写真教室で、希望するクライアントさんに「〇〇年最新SEO対策」って話をしてるんですけど、この流れはちゃんと説明をして把握してもらっています。

じゃ、なぜこの歴史が大事なんだと思いますか?

それは「SEOに絶対的な答えが無い」から。

この意識は、今後SEOをやる上でめちゃくちゃ大事です。

そもそも正解がないので、あなたが予測して
「この場合は過去の歴史を考えれば、こっちの方が正解確率は高いよなー」ってのを
判断するしかありません。

だから歴史を知ることが、めちゃくちゃ大事なんですねー。

SEOは絶対できると言い切る…ってほんと?

あなたも経験があるかもしれませんが、色んなクライアントさんから話を聞くと、
SEO業者の営業がこういうセリフを言うことがあるらしいんですよ。

「うちの対策は完璧ですので、絶対に上がります!」

「うちはGoogleのシステムを完全に理解しているから絶対に安全です!」

・・・いや、ありえねーッス。

こんな発言をする人は、ほぼ間違いなくSEO素人レベルか、あなたを騙そうとしているかのどっちかの可能性が大きいです。

Googleがやりたいことは広告費を稼ぐこと

ここは、来週のテストに出る大事なポイントなので覚えておいてほしいんですけど、
SEOって「こうやれば順位が上がりますよ!」ってことをGoogle先生が教えてくれているわけじゃありません。

「ユーザーの役に立つサイトを作るための対策」ということに関してはGoogleのSEO責任者が情報発信したり質門に答えたりすることもあります。

むしろ大部分は隠したいし絶対にバレちゃだめ。なぜだと思います?

Googleの収入源の大部分は広告費です。
Google広告(リスティング広告)ですね。

参考までにGoogleはウェブ広告会社だという事が書かれていますので、どうぞ。

グーグルが上場したときに「100万円」買っていたら、今いくらになっている?

じゃ、Googleはどうやったら広告でさらに儲けられるんでしょう?

広告を見る人が増えればいいですよね。

じゃ、広告を見る人ってどうやったら増えるんでしょう?

Googleを使うユーザーが増えればいいですよね。

じゃ、Googleを使う人ってどうやったら増えるんでしょう?

超便利な検索エンジンにすればいいですよね。

じゃ、超便利な検索エンジンってどんな検索エンジンでしょう?

検索する人が「そうそう!これが知りたかったんだよ!Google超便利♪」って思うような
検索結果を見せられれば、良いんですよね。

つまりGoogleのビジネスのもっとも大事な目標は「検索結果の精度の高さ」ってことです。

結局、役に立つかどうか

ユーザーの役に立つサイトは上位に上げたいし、ユーザーの役に立たないサイトは上位にしたくないわけですね。

つまり意図的に細工をして検索結果をコントロールされるなんてもっての他。

この検索結果を決めるプログラム要素のことを「アルゴリズム」と言います。
「アルゴリズム」ってなんとなく知っていますよね。

そして、このアルゴリズムは超極秘の情報です。
全部で200個以上のアルゴリズムで順位が決まると言われています。

しかも、この中身は毎日何個も入れ替わって、年に何度かめちゃくちゃ大きなアップデートもあります。

このアルゴリズムを全部把握している人は、Google内でもいないって言われています。

そりゃそうですよね。流出したら終わりますから。

結局SEOのノウハウってどうやってわかるの?

じゃあ世の中に出ているSEOのやり方って、どうやってわかったの?ってことなんですけど、これはとにかく予測と検証です。

例えば
「こんなことをしたら順位が上がったよー!」とか
「順位が下がったサイトには、こんな共通点があるから今のアルゴリズムはこんな感じが重視されてるんじゃないの?!」
とかですね。

で、それを公開したり有料で教えたりする人も出てきてその情報が広まるわけです。

私が若かりし頃に働いていた広告制作会社でもSEOノウハウを教えていましたからね。
この写真をこんな感じで使うと、こんな効果があるよーとか
この動画をこんな感じで使うと、こんなメリットがあるよとかですね。
(これは今までの経験と実践によって出てきた仮説ですよね)

あくまでSEOのノウハウってあくまで予測。
SEOスペシャリストによっても意見がぜんぜん違ったりもします。

あと、昔は通用したけど、今はぜんぜん通用しないノウハウだって山のようにあります。
(そして、それを今、最新技術のように教えている業者もいます)

GoogleもSEOされないように必死

GoogleはSEOで順位が操作されないように毎日必死なわけです。

「あ、今のアルゴリズムが対策され始めてる!だめだこりゃ!対策されないようにもっと複雑で賢いアルゴリズムに変更だ!」って。

これを世界中の超絶に頭のいいGoogle社員たちが、SEO対策者を叩き潰すために何万人もの人員でやってるんですよ。

そんな内容をほんとに「完璧に攻略できている」と思いますか?

Googleからしたら「ナメんな!」って話ですよね。

結局、毎月数千万円かけてもよくわからないそうです。

私の古くからの友人に、SEOの専門家として長年研究している人がいます。

数十人ものスタッフと毎月数千万円もの費用を使ってSEOを研究しています。

で、その友人でも「(今の)SEOよくわからん」って言うこともあるんですよ。

もちろん、これは本当にまったくわかんないって意味ではないんですけど、それくらい複雑だし、コントロールすることが難しくなっているってことです。

つまりもう「これだけやれば、絶対にサクッと上がりますよー」なんて時代じゃないってこと。

ということで、私たち一般人が完全にコントロールできると思うのは、もうやめましょう。

SEO業者よりもあなたの方がSEOに向いてるかも

「じゃ、SEOのことをよく知らない私たちは、なおさらSEOはムリ」って夢も希望もないように思うかも知れません。

でも安心してください。これは逆。

今のこの状況って、たしかにSEO業者には厳しいけど実はあなたには有利って事です。

その理由は、さっき言ったように今のGoogleは、
検索する人が「そうそう!これが知りたかったんだよ!Googleめちゃくちゃ便利♪」って思うような検索結果を見せられれば良いんですよね。

って状態を今は、かなり高い精度でできるようになっているからです。

つまり、私たちがやるべきは1つ!

検索する人が欲しい情報をちゃんと丁寧に提供していくってことです。
テクニックに頼るんじゃなくて。

あなたはその道のプロですよね?

これはSEO業者にはなかなかできないんですよ。

SEO業者はカメラの知識もないですし、私たちのお客さんの情報だって知らないし、ユーザーに役立つ情報を書くこともできません。

あと、クライアントの何十個、何百個ものサイトの対策をしなきゃいけないです。

でも、あなたは違いますよね。

あなたはそのジャンルのプロなので、ユーザーに役立つ内容は作れるし、自分のサイト1つに集中すればOK。

だから「SEOが難しくなった」って言うけど、実は人によっては良い時代です。

ユーザーに求められるものをちゃんと提供した人が正当に評価されるんですから。

でも逆に言えば、それができないならSEOはかなり厳しいってことです。

SEOを諦めるってのもアリ

なので、身もフタもないこと言いますけど、
「ちゃんとした内容の濃い記事を書くのがムリ」
「あんまそういうのに興味もない」って場合は
基本的にはSEO以外の手段を選んだ方が早いです。

テクニックだけじゃ厳しいし、とにかく今は、焦らずにまじめに手間と労力をかけてやった人が評価されるってルールなので。
そして今後はもっとそんな時代になっていきます。

めっちゃ、つまんない結論で申し訳ないですけど、これが真実だし、ある意味で良い時代ですね。

別に、SEOを諦める事って悪いことじゃないです。
人には得手不得手がありますし、好き嫌いもありますので。

この内容だって、意味がわからない!気に入らない!って人だってたくさんいます。
私たちがやるべき所は、そこじゃないんです。

もちろん、上位に上がるまでは、かなりの時間も必要です。
それなら、そのリソース(労力・時間・お金)を他にかけて集客するのも立派な戦略なんではないでしょうか。

ってことで、最後はなんかSEOをやらないって方向の話も出てきちゃいましたけど、
一応これが、私たちが2022年以降やっていくSEOのベースの考え方になります。

それでは、また!

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いわさきじゅん

いわさき写真教室 主宰。主に写真家、ひとり経営者向けにマーケティングなどを教えたりしています。

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