ステップ配信の構成・順番はこの4つで考えよう
「ステップメールの書き方がわかりません」
これは、お客さんからよく聞く質問です。
ステップメールとは、
- あらかじめ作っておいた数通のメールが
- 登録者に向けて
- 自動で配信される仕組み
のことです。
ヒントはみんな大好きな「カレー」
メッセージを書く上で覚えておいてほしいことがあります。
それは、「カレーを作るように書きましょう」ということです。
「カレー」と「ステップメール」の共通点はなんだと思いますか?
お母さんの味と言えば?
定番の答えは、カレーだと思います。
私の場合は、両親とも仕事で忙しく、正式なお母さんの味はホットモットの唐揚げ弁当でしたが…(笑)
そんな私でも、温かい手料理を食べる機会はよくあったんです。
それは、おばあちゃんの手料理です。
おばあちゃんの作る「カレー」
おばあちゃんは、毎日おいしい手料理が振る舞われます。
おばあちゃんの手料理はどれも絶品で、私は必ず2杯はおかわりしていました。
中でも、大好きだったのは、「カレー」です。
とにかく好きすぎて、翌日のカレーの残りをパンにかけて、チーズを乗せて食べました。
おばあちゃん直伝のレシピ
おばあちゃんのカレーがあまりにおいしすぎるので、「これは自分でも作れるようになりたい」と思いはじめます。
高校2年生の時に、おばあちゃん直伝のカレーレシピを教えてもらいました。
そのカレーレシピを武器に、学生時代は多くの友人の胃袋を掴むことができました(笑)。
中には、「こんなの俺でも作れるよ」という友人もいたので、実際に作ってもらいました。
カレーの具材的に、到底マズいものにはならないので、普通に食べることはできました。
でも、満足はできませんでした。
なんとなく、いまいちなんです。
使っている具材は一緒なのに。
同じ具材なのに、なぜ味が違う?
この経験を思い出すと、原因は明らかに分かります。
同じ具材で作ったのにも関わらず、味に差が出てしまう原因とはなんだと思いますか。
それは「順番」です。
- 調味料を加える順番
- 具材を炒める順番
- 水を加えるタイミング
全て適切なタイミングが重なった上で、おいしいカレーができる。
考えてみれば、当たり前すぎることですが、この「順番」で、全体の質が変わってしまうならそうしますよね。
おいしく作れたのは、「センス」ではない
「料理のスキルは皆無なのに・・・」
私が、おいしい肉じゃがを作れた理由は、特別な「センス」があったわけではありません。
もちろん、正しい順番で調理をやったから、成果物の出来がよかったわけなんですが…
実は、調理中は順番なんて、少しも意識していませんでした。
「じゃあなんで、何となく作って、あんなにおいしい肉じゃがが作れたんだろう?」
ただ、「真似」をしただけ
考えてみると、たった1つの答えが浮かび上がりました。
それは、特別なスキルではありません。
単に、おばあちゃんの「真似」をしただけです。
お肉を炒めるタイミング加える調味料など、全部おばあちゃんの料理姿をこの目で見ていただけなんです。
真似をしただけで、おばあちゃんと同じカレーが作れました。
これは、当たり前の事ですよね。
おばあちゃんという「モデル」の存在
おばあちゃんという真似するモデルがいたおかげ。
だから、正しい順番でできたんです。
私も何も知らない状態(ゼロベース)でカレーを作ったら、犬でも食べてくれないものになっていた危険性もあります。
でも、「何となく」でおいしいものができた。
お手本があれば、初心者でもできる
お手本があれば、それを真似るだけで、何となくできてしまうのです。
少なくとも、自己流の人よりかは断然良いものができます。
これは、私の日々のマーケティングでも同じことですよね。
順番は基本的にどの部分でも大切になってきます。
ウェブマーケティングでも同じこと
特に順番を意識しなければならないのは、ステップメールだと思います。
冒頭にもお伝えした通り、ステップメールは、あらかじめ決めたシナリオが自動で配信されます。
そうすることで、見込み客のお客さんを教育する仕組みを、簡単に作り上げることができます。
ただ、教育と一言で言っても、難しいですよね。
だから「順番」が必要なんです。
ステップメールも真似するだけ
肉じゃがと同じで、ここの教育も自己流で行うと、いまいちになってしまいます。
しかし、しっかりとしたレシピがあれば別です。
何となくでも、真似するだけで質の高い成果物ができます。
順番が命取りになる
ステップメールは
- 1通目に〜を送る
- 2通目以降は〜を送る
- 最後のメールでは〜について送る
といった、伝える順番が大事な部分です。
正しい順番で行えば、あなたの商品を喜んで買ってもらえます。
ステップメールと料理はすごく似ていますよね。
ステップメールは何通送る?
では、具体的にステップメールの順番について見てみましょう。
ご安心ください。ステップメールは意外とシンプルです。
ステップメールというと、14通とか21通とかの大ボリュームものを想像しますね。
もちろん、ボリュームを多く書くという選択肢もあります。
数ではなく順番
しかし、ステップメールの目的は、正しい順番での教育ですね。
正しい順番で教育できていれば、メールの数は問題ではありません。
教育ツールとして、きちんと用をなしていればOKなわけですね。
おばあちゃんのカレーと同様、ステップメールにも順番があります。ここさえ覚えておけば大丈夫です。
たった4通!ステップメールの「レシピ」
では、ステップメールのレシピをお伝えします。
たった4通です。
- ターゲットのお客さんが思い込んでいること
- その思い込みが巻き起こす問題
- 思い込みを覆すあなたのアイデア
- 商品・サービスの案内
こちらの順番で、ステップメールを書けば、論理的にも理解しやすいです。
売る事ではなく「アピール」
ステップメールの役割は、
- お客さんが
- 問題を引き起こさないための
- 手助けとしての商品
ということになります。
商品を売るのではなく、解決法や体験を売るということですね。
特に、特別な書き方は必要ありません。
まずはこの方法で、4通作って見てくださいね。
まとめ
こちらを読んだ方は、
「え」!!少ない!」
と思わず目を丸くしたと思います(笑)。
でも、この4通でいいんです。
4通を書いた上で、必要があればカスタマイズするという意識でいてください。
カスタマイズの方法としては
- リマインドのメールを送る
- 動画を組み込む
- 内容をまとめた総集編を送る
というものですね。
ぜひ、ステップメールを構築してみてくださいね。