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写真家のためのSEO講座③「Google VS SEO」大戦争の歴史

どうも岩崎です。

前回までの内容はこちら。

細かいことを覚える必要はぜんぜんなくて、
「こんな流れなんだなー」
「こういう状況なんだなー」ってことが
なんとなーくわかっていただければもう十分です。

ということで、今回はその続きを話そうかなと思います。

音声ではこちら

歴史を振り返る

今回は、もう少し具体的に過去の歴史を振り返ってみましょう。

名付けて!「Google VS SEO」大戦争の歴史年表です。

過去の流れを知ることによって、
「過去にはこういうことがあったから、今はこれは絶対にやらない方がいいな」とか
「今までの流れを考えると、これは有効かもな」っていうことが
自分で考えられるようになります。

なので、歴史を知るってのは、実はすごく大事。
これは金魚もそうだし、どんな事もそうだと思います。

失敗した歴史を知る事で、同じ失敗は事前に防ぐ事ができますよね。

成功をしていくのではなくて、私の考えでは、失敗を重ねていくのが1番の近道だと思います。

その歴史

私は2006年ころからSEOをやってきてるんですけど、私の解釈だと、この大戦争の歴史は6期に分かれます。

注意「内部対策」「外部対策」「バックリンク」など言葉の意味については、前回までの記事を参照してください。また、明確に時期や内容はハッキリわかれてるんじゃなくて、あくまで私の感覚です。

第1期(2006年以前)

簡単な内部対策のみで上位表示が可能
タイトル、meta情報、本文にキーワードが入っている

解説

この時代はそもそもSEOを知っている人自体がほとんどいませんし、Googleもかなり未熟でしたからサイト内にキーワードを入れるだけでOKみたいな時代でしたね。

キーワードも大量に入ってれば入っているだけ評価が良いみたいな。

なので、白背景に白文字でキーワードを大量に書いておくみたいなスパムもたくさんありました。
(人の目にはキーワードが見えないけど、Googleのプログラムは認識してくれる)

第2期(2006年~)

簡単な外部対策が必要に
スパム的でもどんな方法でもかまわないので、とにかくバックリンクを集める
内部対策も適切なキーワード出現率や、記事ボリュームがある程度は必要に

解説

こりゃまずいってことでGoogleが別の評価を採用。そりゃそうですよね(笑)

「たくさんリンクされているサイトは、たくさん紹介とか引用されてるってことだから良いサイトだよねー」って評価基準。

そして、そのアルゴリズムを解読したSEO対策者が
「リンクが貼られてる数が評価されるなら自作自演で集めちゃえばいいんじゃない?どうせリンクなんてなかなか貼ってもらえないし」ってことで外部対策(リンク対策)をやっていきます。

自作自演でリンクを集めるやり方は色々あるんですけど、メインは
「SEOで順位を上げたいサイトにリンクを貼る用のサイトを自分で大量に作っちゃう」ってやり方です。

このバックリンクサイトを作るってやり方は、ずーっと続きます。

あとは手っ取り早くリンクを集めるために、他人のブログにコメントをするなんて方法も流行りましたね。

ブログにコメントを書くと、そこに自分の名前とかホームページのURLが貼れるんですね。

つまり、そのブログからリンクをもらえていることになります。

自動コメントツールとかも販売されてましたよね…。

第3期(2007年~)

分散した外部対策が必要に。
サーバー、ドメインなどを分散し、自然に見えるバックリンク作りが必要に。

解説

自作自演が流行り始めるとGoogleも異変に気づきます。

「あれリンク元のサイトを見てみると全部ドメインもサーバーも一緒だし怪しくない!?これは自作自演だ!」って。

自然にリンクが集まるなら、普通はリンク元のサイトはドメインもサーバーもある程度バラバラになるものです。

例えば、あるサイトにリンクが10個貼ってもらえているとします。
だけど、そのリンク元を見たら10個全部アメブロだったら、あきらかに怪しいですよね。

なので、Googleはそれを踏まえて自作自演を見抜くプログラムを組みます。

それに対してSEO対策者はさらに対策をします。

自作自演だってバレないように、ドメインとサーバーをたくさん用意して、バラバラのドメインとサーバーでバックリンクサイトを作ります。

それ以前のバックリンクサイトは無料ブログを使うのが主流だったんですけど、それだとドメインとサーバーのパターンが少ないので、独自ドメインでバックリンクサイトを作る方法がこの頃から主流になりましたね。

なので、めちゃくちゃお金と手間がかかるようになります
SEO業者が目立ってきたのも、確かこのあたりですね。

第4期(2009年~)

バックリンクサイトのクオリティや関連性が重要に(ペンギンアップデート)
サーバー、ドメインを分散するだけでなく、バックリンクサイト自体の内容やパワーも重要に
バックリンクのバックリンクも必要に
バックリンクサイト自体をしっかりとしたサイトに育てなければいけない時代に

解説

Googleはまた異変に気づきます。

「ドメインとかサーバーはバラバラだけどリンク元にサイトの中身が全部スッカスカだし不自然じゃない?」

例えば、あるサイトが10個のリンクをもらっているとします。

でも、その10個のバックリンクサイトを見ると全部が中身が空っぽ。
文字数も100文字くらいのものが1、2記事入ってるだけ。
しかも全然リンク先の内容とは無関係のサイトばっかり。

これは明らかに自作自演だよねーってことでGoogleは
「中身が薄いサイトからのリンクは評価しないし、関連性がない人からのリンクも評価しないよ」って判断をします。

それに対してSEO対策者もさらに対策します。

バックリンクサイトの中身もちゃんと充実させて、その内容もリンク先のサイトと関連性のあるものにします。

例えば、ダイエットのサイトの順位を上げたいなら、自作自演で作るバックリンクサイトもダイエットに関連するサイトにしてその中身もちゃんと充実させるって方法。

さらにさらに。そのバックリンクサイト自体もある程度Googleから高い評価を受けている必要があるので、バックリンクサイトにリンクを貼るバックリンクバックリンクサイトも作っていくことになります。もうワケがわかりませんね。

あと中古ドメインってのもこのあたりから流行り始めました。

Googleはサイト(ドメイン)の運用履歴も評価対象に入れ始めたので、バックリンクサイトを作る時はまったく新しいドメインじゃなくて、元々は昔誰かが使ってたけど今では失効したドメインを買うって方法ですね。

リンクがいっぱいついていたり、運用履歴が長かった良質な中古ドメインを調べて、販売する中古ドメインバイヤーとかがいるんですね。すごい世界です。

ちなみに、このあたりからSEO業者がどんどん潰れていきます。
労力と売上が合わないし、順位を完全に保証するのが難しくなってきましたからね。

第5期(2011年~)

質の高いバックリンクであれば評価はもらえるが、メインのサイト自体の質がより重要に(パンダアップデート)

解説

このあたりから、Googleのバックリンクに対するアルゴリズムも大枠はかなり固まってきて、大きな変化はなくなってきましたね。

そして、順位を上げたいサイト自体の中身の充実度も問われるようになってきました。

もちろん以前からも、ある程度は大事だったんですけど、それがさらに厳しくなった感じですね。

第6期(2016年~)

中途半端な自作自演のリンク対策はほぼ無効(リスクが大きい)
超高品質なバックリンクサイトを作っていた優良SEO会社ですら、バックリンクを送らなくなってきている
ユーザーを満足させる徹底的に高品質なサイトの作成が必要

解説

第4~5期あたりが一番長くて、SEOする側もGoogle側も基本路線はあまり変わりませんでした。

精度とかルールの厳しさは変わるけど、あくまで自作自演のバックリンクサイトを作ることが基本路線。

ところが2016年2017年ころから路線が変わってきます。

それが今のSEOにもつながってます。

その路線とは「バックリンクサイトの自作自演ってもうかなりツラいよな…」って状態です。

どんどんGoogleが賢くなりすぎて、Googleの目をあざむいて自作自演でバックリンクサイトを作ることが難しくなってきたんです。

もっと厳密に言うと
・大変すぎて労力に見合わない
・バックリンクサイトの評価自体が下がってる
・バレてスパム判定されるリスクの方が大きい
みたいな感じ。

そしてGoogleのアルゴリズムも、バックリンクサイトへの評価よりもメインサイトそのものの質をもっと重視するようになってきます。

なんというか、結局は原点に戻ったってことですねー。

まあ昔はサイトの中身だけで、良いサイトを評価をするのが難しかったんですけど、今はGoogleもかなり賢くなりましたしソーシャルメディアが出てきた事で、バックリンク以外からも外部からのアクセスを評価ができる要素が増えましたからね。

そして、今は個人的にも7期に突入しています。2021年11月もアップデートもされました。
ページ数は少なくても問題なし、とにかくユーザーが求める情報を提供する事としています。

見た目よりも、内容。
テクニックよりも、人間らしさ。そんな時代になってきています。

なので、私はテクニックは諦めました。
完全に諦めたのではなくて、情報を追う事を諦めました。
所詮テクニックはテクニックだし、最低限やっておけばいいものです。

歴史をまとめると

過去の歴史を見ると、対策の配分のイメージとしてはザックリこういう流れです。
(年代や数値は覚えなくていいので、流れだけなんとなく覚えておいてください)

  • ~2006年
    内部対策:10 外部対策:0
  • 2006年~2011年
    内部対策:1 外部対策:9
  • 2011年~2016年
    内部対策:4 外部対策:6
  • 2016年~
    内部対策:8 外部対策:2

つまり今の時代はとくに内部対策が大事ですよーってことです。
ただ、~2006年と、2016年~では内部対策の意味が少し違ってきます。

今の時代は、ほぼ効果がないSEO

前回の復習なんですけど、内部対策はこういうものでしたね。

  • 狙ったキーワードの出現率
  • タイトルとかサイト情報の書き方
  • プログラム言語の正確さ
  • 表示速度
  • ユーザビリティ(使いやすさ)
  • ホームページ(ドメイン)の運用歴
  • サイトのボリューム(ページやコンテンツ数)
  • 読み手の満足度(めちゃたくさんの要素で機械的に判断)

などなど。

昔のSEOで重視されてた内部対策は、この前半部分。

よくSEOについてのブログ記事でこう書いてあります。
「キーワードを入れてちゃんとタイトルを書きましょう」とか
「meta keywordにはキーワードを5個入れて・・・」とか。

これは、別に間違いじゃないですし、ウソでもありません。

ただ覚えておいていただきたいのは、今の時代はこれだけで順位を上げることはかなり厳しいってことです。

これまで説明した歴史を見ていただいてわかるように、それだけで上がるなんてのは何年も前に終わってます。

ライバルが0人とかなら少しは順位が上がるかも知れませんけど、
これらは今の時代ではやっていることが当たり前という大前提。

例えば、お見合いパーティーで考えるとわかりやすいです。

「キレイな服装をしていきましょう」
「爪はちゃんと切っていきましょう」
「靴だって見られているよ」
これって別にウソじゃないし、必要なことだけど、それだけでモテるわけじゃないですよね。

順位を争うためのスタートラインに立っただけって感じ。

今の時代に必要な対策

じゃ、これからの時代のSEOで私たちは何をやるのが必要かっていうと後半部分です。

  • サイトのボリューム(ページやコンテンツ数)
  • 読み手の満足度(めちゃたくさんの要素で機械的に判断)

とかですね。

簡単に言えば
「見る人に満足してもらえるか?」
「見る人が価値を感じるか?」
「信頼に足る内容か?」
ってこと。

まさに原点ですね。

機械対策から人間対策の時代へ

一言で言うと、こういうことです。

「機械対策から人間対策へ」

今まで私たちはGoogleのプログラムを相手に対策をしてきました。

でも今の時代は違います。
Googleは本当の意味で、読み手の満足度を最大限に評価するようになりました。

つまり私たちがやることは、Googleのプログラムに対して小手先のテクニックに頼るんじゃなくて
「読んでくれる人の満足度をいかに上げるか?」
これが大事になってきています。

つまり、これって人間対策。

これを考えると、

  • 「絶対」なんてない(人の満足度をデジタルにわけることはできないし断言も不可能)
  • SEO業者に頼る必要はない(あなたの見込み客を満足させる記事はあなたにしか書けない)
  • 従来の小手先の知識やテクニックはあまりいらない(その評価の重要度はかなり落ちている)

ってことが、よーくわかっていただけるんじゃないでしょうか。

すごく普通の結論に戻るんですけど、

お客さん(読み手)の満足度を真剣に考えて、大変だけど地道に頑張ってホームページを作っていく人間が勝つよ!

ってことです。

ま、これはこれで大変ですけど、小手先のテクニックじゃなくて、ちゃんと考えてちゃんとやった人が評価されるんだから良い時代だなと私は思ってます。

ちなみにこのSEOをやると、検索結果の順位が上がるだけじゃなくて、その他にも素晴らしいメリットがめちゃくちゃたくさんあるんですよ。

このメリットを考えたら、検索結果の順位なんてどうでも良いくらいに私は思ってます。この続きはまた次回にしましょう。

記事一覧

いわさきじゅん

いわさき写真教室 主宰。主に写真家、ひとり経営者向けにマーケティングなどを教えたりしています。

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