高い外注費を払ってホームページを作っても集客できない理由
どうも、岩崎です。
「ホームページだけ作ってよ。それだけ、作ってよー…。」
過去にホームページの制作サポートをやっていた時に、こんなお客さんがいました。
もちろん、このご要望はお断りさせていただきました。
なぜかというと、ホームページだけでは集客に繋がりにくいからです。
問い合わせは予想通りですか
例えば、すごくおしゃれでカッコいいデザインのホームページを作ったとします。
そのホームページからお客さんを獲得するとしたら、お問い合わせのみですね。
ホームページに訪れたユーザーがお問い合わせフォームから、商品・サービスのお問い合わせをしてくることは、思っているほどありません。
これは、あなたの商品が認知されているか、もしくは他のメディアでの影響力がない限り、ほぼゼロだと思ってください。
問い合わせはハードルが高い
お問い合わせは、文章を考えて、それぞれの項目を入力する作業が発生します。
意外とハードルが高いです。
影響力がないと、そこまでのアクションをする方は、かなり少ないです。(なんせ興味がないですからね。)
「ぜひここにお願いしよう。」
こういった確信がないと、人は行動しません。
じゃ、ブログを更新しよう!
ホームページを作ったら、そのサイトをお客さんに見てもらう必要がありますね。
その為に、アクセスを集めるわけです。
多くの方がSEOを思い浮かべると思います。
となると、トップページのみのサイトではかなり無理があるので、ブログ記事を更新しますね。
でも、SEOはかなり難易度が高いです。
- サイト設計
- 内部対策
- 外部対策
- SNSとの連携
- ペルソナ設定…etc
これらが、ちゃんと戦略立てられて実践出来ていないと、思うような効果はないです。(上記があっても難しい)
また、Googleのアルゴリズム変更もあります。
それに、他のホームページも同じように戦略を立てて運営しているので、難易度が高いんですね。(競合だってやっていますから)
ポイントは「見込み客」を集め
ホームページからの商品やサービスのお問い合わせは、なかなか来ない。
ブログも難しい…。
では、どうしたらいいのかというと、
- 無料の商品を作成
- 無料の商品案内ページ(オプトインページ)を作成
- 無料の商品と引き換えにアクセスをリスト化する
といった仕組みが必要になってきます。
見込み客のリストを集めて、囲い込むことが重要です。
ウェブサイトだけの単体手法では、かなり厳しいです。
ここで最初の話に戻しますね。
こんな理由から、ウェブサイトだけ作成してほしいというお客さんのご要望をお断りしたんです。
見込み客をリスト化
あなたは、Facebookを閲覧していて、無料でコンテンツを配布している広告を見たことがないですか?
実際にクリックをして、無料のコンテンツを受け取った経験があるはずです。
ウェブから集客したいと考えているのなら、
- 怪しいからとか、
- 売り込まれるだろうからとかは思わずに、
まずは登録してみてください。
これからウェブ集客を実践していく側のあなたが、広告に関してネガティブに捉えていては、実践のハードルになります。
結果、広告を実践せずに拡張しないといった、すごく残念な状態になります。
話を元に戻すと、広告でやっている事の多くは、自分の商売に対して少しでも興味がある見込み客を集めています。
多くの方は、メールアドレスやLINE公式アカウントのお友だち登録をしています。
そして、そのメールアドレス、LINE公式アカウントの友だちのリストに対して、情報提供や価値提供をしていく必要があります。
ホームページ×LINE
見込み客のリストを集める仕組み化を実践するには、当然ホームページのみでは実現出来ません。
他にも「メッセージ配信サービス」が必要になってきます。
この、メッセージ配信サービスとウェブサイトを組み合わせる必要があります。
そして、無料のコンテンツを作成する為にもツールは必要。
テキストコンテンツを作成する場合は、以下のようなツールが必要になります。
動画コンテンツの場合は、撮影ソフトが必要で、場合によっては動画編集ソフトも必要です。
ハードルがあるという場合は、スマホで撮影するなどの工夫して実践してください。
編集は、もちろんできるならやった方がいいですが、そこでハードルを感じて実践が止まってしまうくらいなら、ホワイトボードやパワーポイントを使って図解するなどの工夫をすればいいと思います。見ていて疲れてしまうようなコンテンツにならないようにしましょう。
販売する為にツールも必要
今回は、話をシンプルにする為に、集客の入り口の部分に集中してみます。
これはスタートであって、LINEお友だち登録後はメッセージを随時配信(ステップメール)して、販売をしないと商品・サービスは売れません。
なので、「ランディングページ」を用意する必要があります。
サイト、メール配信サービスの他に、ランディングページ作成ツールも必要という事です。
仕組み化の流れをまとめると
- 無料のコンテンツを案内するページにアクセスを集める
(写真の撮り方や、写真の重要性、写真の使い方、もしくは撮られ方とか) - 興味を持ったユーザーはLINEを登録する
- そのLINEにメッセージを送って情報提供する
- ランディングページで商品を販売する
といった流れです。
これを実践する為に、必要なツールを組み合わせる必要があります。
私は、この仕組み化の事を「導線設計」と言っています。
この導線設計は、すごく大事です。
例えば、写真を撮ると言っても、カメラが必要ですよね。
ただ、カメラがあっても、レンズが必要です。
そして、カメラ、レンズがあっても、被写体がなければ写真は撮れません。
じゃ、その被写体を集めるためには、私は写真を撮るサービスをやっているよと多くの人に伝えなくてはいけません。
そして、ほとんどの人は、いきなり写真撮りませんか?と営業をしたとしても依頼はしてくれません。
なぜなら、必要性を感じていないからです。
このなぜ、あなたは写真を撮らなくてはいけないのか?写真を撮る事でお客さんのメリットはどこにあるのか?
これを伝えないといけませんよね。
だから、見込みのあるお客さんのリストを獲得して、必要性を伝えていくしか方法はありません。
ウェブ集客は仕組み化しよう
これを難しそうとか、自分の商売には関係ないという方います。
でも、仕組み化しないと、一般的に知られているブランド力がある商品でない限り、なかなか売れないのが現実です。
また、高単価の商品の場合、まさに、きちんと良さや必要性を感じてもらう必要があります。
なので、部分的な実践は、逆にウェブ集客の難易度をただ高めているだけなんです。
まず、実践するべきは、無料の商品を作ってみてくださいね。
これを無料オファーと言いますが、体験型のものや、チェックリストのようなものがいいですね。
今回のお話をもっと詳しく知りたい方は、以下の書籍も合わせてご参照ください。
(アフィリエイトは興味ないので、どうぞご自由に)