危険な誘惑に乗るより魅力的なプロフィールでアピールを作った方が良いですよってお話(動画講義付き)
ピンチな時、だから時こそ「地に足をつけた対策」が大事で、それ以外のことにうかつに惑わされないことが大事です。
特に
「自分の知らない世界」
「見慣れていない世界」
へ安易に手を出すのはかなり危険な一面があるので要注意です。
オポチュニティ・シーカー・マーケットに気をつけろ!
何度かお話してますが、
「良いノウハウさえ知れば結果が出る」
「良い情報さえ教えてもらえれば結果が出る」
こうやって常にノウハウや情報を追い求める人のことをチャンス追求型と言います。
カンタンに言えば、地道な努力を避ける「一発逆転」思考の人です。
英語圏ではオポチュニティシーカーなんて言ったりするんですが、オポチュニティ・シーカー・マーケットという言葉が存在するくらい、チャンス追求型はカモとして狙われやすいんです。
いわゆる「情弱ビジネス」というやつです。
特にこういうタイミングになると、オポチュニティ・シーカー・マーケットは活発に動きます。不安をあおれば、商品を売りやすくなるので。
そして弱っている人も何か救いの手が欲しくなります。
もちろんその気持ちはめちゃくちゃわかります。やっぱり困っている時や不安な時ほど何か打開策は欲しいですもんね。それは私もまったく同じです。
が、もし今何かから甘そうな誘惑があるのであれば、一度立ち止まって冷静になって考えてもらいたいんです。
- まったく未知の世界のことを今からやって勝ち抜けるんでしょうか?
- まったく得意なわけでもないことを今からやって勝ち抜けるんでしょうか?
- まったく好きなわけでもないことを今からやって勝ち抜けるんでしょうか?
もちろん新しいことへのチャレンジは素晴らしいことだと思います。
なんですけども、当然それは結果につながらなければならないわけで、その選択が「今できる地道なことからの逃避」であれば、尚更それはすごく危険な選択ということになります。
未知なことはあま〜い香りがするもんです。
しかもオポチュニティ・シーカー・マーケットだと、この甘い香りが人工香料によって、さらに本来の100倍の匂いをプンプン発しています。
「あふぃりえいと」ってどうなの?問題
以前、私は友達からこんな相談をされました。
「副収入が欲しくて調べてたら、人気の副業ランキングの1位でアフィリエイトっていうのがあったんだけどこれってどうかな?」
それに対して、私はこう回答しました。
「一昔前ならともかく、今はあまりオススメしないよ。
今でも毎月数百万円稼ぐ人もいるし法人組織で月商数千万円稼いでる人はたしかにいる。
だけど、彼らはプロとしてめちゃくちゃ研究しているし、めちゃくちゃ時間とコストかけているし、めちゃくちゃ苦労しているし、めちゃくちゃリスクも負ってる。
もしチャレンジするなら、毎日2時間の作業を半年間は1円も収益なくても続けられるのが覚悟が必要と思う。
しかも、半年後に必ず稼げるようになっているという保証もまったくない。だからその上でもOKというんじゃなければ、安易にやらない方が良いと思うよ。」
ちょっとドライな返答をしました。(嫌われるパターンですね)
ちなみにこの人はPCやネットが得意なわけでもないし、文字を書くのが好きなわけでもないです。だから私はリアルなことを伝えました。
PCやネットが得意で文字を書くことが好きな人ならともかく(それでもめちゃ大変なんですけど)、そうじゃない人にとってはめちゃくちゃイバラな道。
だけど世の中には「カンタンに稼げる副業」と声大きく発信されているわけです。
これがまさにオポチュニティ・シーカー・マーケットです。
もし今あなたに甘い言葉の誘惑があったら、一旦立ち止まって考えていただきたいんです。
- 本当に自分の能力を発揮できそうなことなのか?
- 努力をして向き合って結果を出していけるものなのか?
- そもそもめちゃくちゃ苦手なことじゃないのか?
そして
「もっと足元を見て、できることは他にあるんじゃないか?」
これを踏まえた上で、選択の決断を出すことを心からオススメします。
例えばこんなことをやるのはどうだろう?
「足元を見る」というのは、例えばプロフィール作成。
自分の写真の魅力を伝える努力をすることで、写真の価値は必ず伝わります。
精度や完成度はともかくとして「自分をアピールすること」「文章を書くこと」これは未知のことでも何でもないですよね。
何より今実際にやっている本業そのものに関することです。
人によっては「自分の理念や考え」「こだわりの技術」の話をぶつけるだけでもう終了だったりもしますから、作業にかかる時間だってたかが知れています。
繰り返しになりますけど、未知のことは甘美な香りがします。
が、それらも実際は今やっている写真ビジネスと同じです。成果を出すために楽なことなどないし、競合もたくさんいます。
ようは、そこでも勝ち抜ける力があるかどうか。それがすべてです。
だからこそ自(地)力をつけることが何よりも大事です。
USPでは魅力的なプロフィールを作れない?
ということで、写真教室(私の運営する写真を撮らない写真教室)でお伝えしているインスタ集客講座の中で「プロフィール戦略の重要性」について語っている動画があったので、こちらでも公開します。
USPという言葉を聞いたことがある人は多いと思います。日本語でいうと「お客さんに求められている独自のウリ」ってやつですね。
が、このUSPがそもそも前提が間違っているものや、効果がないものになっていることも多いです。
例えば
・すぐに真似されるもの
・ユニークだけどセリング(ウリになっていない)もの
です。
実はUSPを作るって難しいんですよね。
そこでUSPとは別の「ある考え方」をこの動画では紹介しています。
今の時代はSNSなどで自己表現がカンタンになったことで、それがすごく使いやすくなっています。
プロフィールを作る上でこの考え方はすごく大事です。
特に個人経営している方で「自分には強みがない」と悩む方は多いですけど、必ずしも強みがないわけじゃないというのがよくわかるはずです。
※プロダクトやサービスだけで効果的なUSPを作ることやキープし続けることが難しくなってるというだけで、USP自体が無意味というわけではありませんので注意を。
甘美な香りの怪しい情報に惑わされるのではなく、少しでも自(地)力を養うための、プロフィールを作るキッカケ、情報発信をするキッカケになってくれたらうれしいです。
ぜひご覧くださいねー。