金魚写真家のブログ

結果を変えたければ行動を変えるしかありません。その行動を決めるのが思考。

セミナーの自己紹介で伝える2つのポイント

「セミナーを開催して、お客さんを獲得したい」

このように考えている方は、多いと思います。

セミナーという手法は、ひとりビジネスではかなり有効です。

セミナーの他にも、

  • 勉強会
  • 体験会
  • セッション
  • ワークショップ

といったイベントは、販促する上で、強力な武器になります。

セミナーのオープニング

セミナーやイベントを開催する時、大切になるのが、オープニングです。

オープニングは、まさに「これから始めます」のスタートを切ります。

なので、どんな話をするのかは、その後の成否を左右します。

オープニングから、作り込む

お客さんを獲得できる、モノが売れるセミナーは、綿密に戦略が練られています。

そしてそれは、オープニングの内容にも当てはまります。

あなたは、オープニングで何を話しますか?

もちろん、いきなり本題には入りませんよね。

大抵の場合、オープニングでは、自己紹介でしょう。

自己紹介の前にすべきこと

自己紹介せずに、始めても、「あんた誰?」となるだけ。

きちんと、自己紹介をするべきです。

といっても、いきなり自己紹介をしてはいけません。

自己紹介の前に、することがあります。

それは、「セミナー開催をした経緯」を話すことです。

開催の背景を伝える

「なんでこのセミナーを開くことにしたのか」

これを、はじめに参加者に伝えます。

時間的には、1分くらいでOK。軽めに、雑談の延長で話すんです。

  1. お客さんから、リクエストされた
  2. 効果が実証されたノウハウを、早く届けたいから
  3. 困っている人が多いテーマだったから
  4. 今回の内容が、ブレイクスルーする鍵だと思ったから

こんな感じで、経緯を話します。

聞く準備が整う

唐突に自己紹介が始まると、参加者はまだ、聞く準備ができていません。

「こんな経緯で、今回セミナーを開催しました」

という一言の後に、自己紹介をすれば、自然流れで始められます。

これ、効果絶大なんで、まだやっていない人はやってみてください。

自己紹介の2つの目的

そして、いよいよ自己紹介に入っていきます。

自己紹介の目的はなんでしょうか。

大きく2つあります。

  1. 共感を得ること
  2. 信頼を得ること

この2つだけ満たせば、自己紹介の役目は終了です。

共感を得る方法

共感を得るには、どうするか。

やり方は、簡単です。

自分の失敗談を話しましょう。

信頼を得る方法

信頼を得るには、どうするか。

やり方は、簡単です。

成功談を話しましょう。

簡略化すると、こういうことです。

神話の法則

「神話の法則」も有名なので、そちらも参考にしてもいいかもしれません。

書籍も出ているので、一度読んでみることをおすすめします。

要するに、

  1. 失敗
  2. 成功

この2つの振れ幅が、大切になるということです。

マイナスも、正直に語る

講師という立場になると、ついつい成功にフォーカスしがちです。

でも…生まれつき出来の良い天才肌の人から、共感と信頼は得られません。

  • もともとは、できなかったけど
  • 試行錯誤を繰り返し、できるようになった

このギャップが大切です。

あなたよりも、ダメダメでしたよ…

そして、さらに魅力的な自己紹介にする方法があります。

それは、

  • 自分の。元々のレベルを
  • 参加者より、少し低めに設定すること

です。

そうすると、参加者は

「この人でもできたんだから、私ならもっとできるはず」

と勇気を持ってくれます。

まとめ

セミナーもそうですが、売るための順番は、超重要です。

「何をつたえるか」よりも「どの順番で伝えるか」がポイントです。

メッセージの順番、セールスの順番を整理してみてください。

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いわさきじゅん

いわさき写真教室 主宰。主に写真家、ひとり経営者向けにマーケティングなどを教えたりしています。

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