本業の延長がキャッシュポイントになるかも?
あの、ちょっといいですか?
「あなたは、ポートフォリオを組んでいますか?」
もちろん、金融商品ではなくて、写真のアルバムでもなく、商売のポートフォリオです。
ここで、ちょっと視点を変えます。
「何かがダメになっても、他の何かで補えるように、日頃から備えていますか?」
ポートフォリオ、組んでる?
「今のビジネスがダメになっても、他の何かで補えるように、日頃から備えてますか?」って事です。
もし、「ドキッ」とした場合。
その場合は、少しずつでいいので、ポートフォリオを組んでいくようにすることをおすすめします。
株式投資や不動産投資なども、悪くはありません。
ですが、フリーランスとして、てっとり早いのは「キャッシュポイントを増やすこと」でしょう。
キャッシュポイントを増やす
キャッシュポイントを増やす。
そうすれば、何かがダメになっても、他の何かで補うことができるようになりますよね?
もちろん、キャッシュポイントは、多いに越したことはありません。
そうすれば、一つのキャッシュポイントに依存することもなくなります。
仮に100万円を生み出すとして…
100万円を生み出すとして、
- 「100万円×1キャッシュポイント」よりも、
- 「10万円×10キャッシュポイント」の方が良い
のは、誰にでもわかると思います。
3つのキーワード
そこで今回は、3つのキーワードをピックアップします。
フリーランスにおける、キャッシュポイントの増やし方です。
3つのキーワードは、
- 「本業の延長」
- 「空きリソース」
- 「同業向け」
です。
(1)本業の延長
一つ目は、本業の延長線上で考えることです。
あなたが、どんな商売をやっているかは関係ありません。
この一つ目が、最も取り組みやすいキャッシュポイントの増やし方となります。
- 新商品開発
- 既存商品のパッケージ化
- 付加価値の追加商品
- 大・中・小価格の導入
…etc
ハード面における、キャッシュポイントの追加
中でも「大・中・小価格の導入」は、めっちゃ効果的です
- 新商品開発
- 既存商品のパッケージ化
- 付加価値の追加商品
などは、商品そのものが増えるので、追加キャッシュポイントとしてイメージがしやすいですね。
これが、ハード面における、キャッシュポイントの追加です。
ソフト面における、キャッシュポイントの追加
それに対して、
「大・中・小価格の導入」
は、ソフト面における、キャッシュポイントの追加といえますね。
要するに、「見せ方」の修正・変更です。
「努力を少なくして、結果オーライ」の方法なんです。
導入方法は、難しく考えなくても良い。
とりあえず、大きい価格を用意する
とりあえず、大きい価格を用意する。
これだけです。
でもたったこれだけで、新しいキャッシュポイントも増えます。
それに、大体のケースで利益率も上がるというオマケ付きとなります。
およそ20〜30%の顧客は、松価格を購入するようになるからです。
松価格を買うお客さんが一人もいないとしても…
「今までの商品が、売れないようになるんじゃないだろうか…」
と心配する必要もありません。
むしろ大きい価格を用意することで、今までの商品が割安に見えるようになります。
「大きい価格を買うお客さんが、一人もいない」
だとしても、大きい価格を用意しておいた方が良いんです。
(2)空きリソース
二つ目は、空きリソースの活用です。
たとえば、
- 一般ドライバーによるタクシー「Uber」
- 宿泊施設・民宿を貸し出す「Airbnb」
に代表される、「シェアリングエコノミー」の考え方を活用しましょう。
そうすることで、キャッシュポイントを増やすことができます。
フリーランスにおいて真っ先に考えられるのは、広告の受付でしょう。
広告の受付
たとえば、
- メールマガジンを配信しているのなら、メルマガ広告を受け付ける
- ニュースレターを配布しているのなら、ニュースレター広告を受け付ける
- ウェブサイトを運営しているのなら、バナー広告を受け付ける
柔軟に考えれば、色々な空きリソースを見つけることができます。
とはいえ、これらの「よくあるもの」だけを考える必要はありません。
同業種や他業種とタッグを組むことでも、空きリソースを活用することができます。
自分だけで提供する必要は、ない
いわゆる、
- 提携
- アライアンス
- ジョイントベンチャー
といわれる類のものです。
商品やサービスというのは、何も自分だけで提供する必要はありません。
「お客さんが欲しいものを、提供する」
他人と協力して、商品を販売しても、良いのです。
目線が自分ではなく、お客さんに向いていれば、
「お客さんが欲しいものを、提供する」
という視点を、持つことができます。
見学会・ツアー・教室…
他にも、
- 店舗見学会
- オフィス見学会
- ツアー
なども、有効な空きリソースの活用方法です。
自分にとっての常識は、他人にとっては非常識となります。
また例えば、飲食店における料理教室のように、教室を開催するのも効果的でしょう。
簡単にピックアップしただけでも、これだけの空きリソース活用方法があります。
(3)同業向け
三つ目は、同業向けの商品・サービス提供です。
具体的には、同業向けに、
- 本業で培ったノウハウを伝えるセミナー講師
- サポートをするコンサルティング
- 映像コンテンツをまとめたオンライン講座
などが挙げられます。
あるいは、書籍の出版や昨今、流行しているオンラインサロンなども良いでしょう。
これもあなたが、どんな商売をやっているかは関係ありません。
どんな商売かは、関係ない
たとえば、あなたが写真家を運営しているとします。
- 「写真家の開業方法」
- 「写真家の集客方法」
- 「写真家のウェブマーケティング戦略」
- 「写真家の儲かるチラシ作成方法」
- 「写真家運営の裏側」
- 「写真家業界を斬る」
- …
いくらでも、発信できる情報があるでしょう。
「写真家の〜」の部分を、自らの商売に置き換えれば良いのです。
業種や業態は、関係ない
業種や業態は、関係ありません。
同業向けに、
- どんな商品やサービスを提供できるか
- どんなノウハウや情報を伝えることができるか
を考えれば、新しいキャッシュポイントを、次々と増やしていくことができます。
キャッシュポイント金額とキャッシュポイント場所
キャッシュポイントは、多いに越したことはありません。
- 「100万円×1キャッシュポイント」よりも、
- 「10万円×10キャッシュポイント」の方が良い。
いずれは、
- 「100万円×5キャッシュポイント」
- 「10万円×20キャッシュポイント」
と少しずつ、
- キャッシュポイント金額と
- キャッシュポイント場所を
増やしていきたいものです。
何かがダメになっても、他の何かで補えるように、日頃から備えていきましょう。
とは言っても、なかなか実践できないこともありますよね。
そんな時は、いつでもお気軽にご相談くださいねー