コーチングセッションでの目標設定の方法
その時の自分の能力から目標設定をしない
目標設定する時に【自分が今できること】の延長線上の目標を決めがちですが
それだと、わざわざ時間とお金を使ってコーチをつけてやるにはもったいないですね。
対話から、その方の人生観や理想を詳しくヒアリングして
人生を通して自分自身が本当に叶えたい事は何か?
本当はどうなりたいのか?
そんなことを詳しくヒアリングして決めます。
ポイントはあくまで
今の自分ができることではなく
できるとかできないとかは置いといて自分が本当にやりたい事です。
そして制限は抜きにしてヒアリングした後に
これを机上の空論にならないように
ビジョンは大きく、でもあくまで綿密で現実的なプランを考えます。
スマートの法則と言うのをご存知でしょうか?
スマートの法則
Specific(明確性) … 設定した目標は明確なものか
Measurable(計量性) … 目標達成率や進捗度を測定可能か
Assignable(割当設定) … 役割や権限を割り当てているか
Realistic(実現可能性) … 現実的な目標を設定しているか
Time-related(期限設定) … 目標達成に期限を設けているか
いくら理想の目標を立てても現実的に達成できなければ意味がありません。
だからこそスマートの法則に則って
実現可能な目標を立てます。
タイムマネジメントの管理をしたり
PDCAをはっきりとさせて
より現実可能なものにしていきます。
不思議ですがそれまではふわふわしているように感じた自分の目標が
ぐっと実現可能なものになるのです。
半分の期間で達成できるとしたら?
さらにこれを短期間で実現させる視点を持ちます。
例えば半年後に達成したい目標があったら
これを3ヶ月後に達成できるとしたらどうすればいいか?
と言う問いを立てるのです。
もちろん自分自身の中で納得できないような無茶なプランを立てません。
面白いことに
そんな方法は無いと思えば見つかりませんし
あると思えば見つかります。
この短縮する方法があると言う前提で見ると
実は意外と効果的な方法が見つかるものです。
ただ、これはクライアントさんのモチベーションにもよるものなので
がむしゃらにやって短期間で達成したい場合と
着実に実現したい場合によってもペースが変わってきます。
実行しながら修正していく
実際に行動しながら修正していきます。
ちなみに目標に向かって進んでいくと、行動している分
壁にぶつかる場合や
思わぬ落とし穴があったり
不可抗力のトラブルが起きたりもします。
このような時の対処法が重要で
モチベーションが落ちたり道に迷うことも多々あるので
クライアントさんへはその都度メールをいただいてサポートしています
ちなみに目標について
自分が何をしたいのか、感情を感じるアンテナが鈍る方には
あくまで仮の目標でいいと思っています。
自分の感情に意識を向けながら行動していき、修正します。
自分の心に正直に生きる柔軟さと自分の心に気づくアンテナが大切で
それに従ってケースバイケースで動いています。
定期的なコーチングで、進捗を確認する
コーチングでは、次の目標にも目を向けますが
同時にできるようになったことにも意識を向けていただきます。
次の目標に目が行く方が多いのですが
実は、できるようになったこと
つまり『成功』を数えて
自分に『成功する人』のレッテルを貼ることが大切です。
ご自身でも、目標に向かう時には
この『成功したこと』
数えてみることをお勧めします。
小さな成功をたくさん積むことで
チャレンジ精神と推進力を生みます。まとめ
○自分の価値観に沿っている大きな目標を持つ
◯スマートの法則で綿密なプランを立てる
◯時間の使い方やPDCAを意識して、より実現可能にする
◯時間を短縮する視点を持つ
◯行動しながら修正する柔軟さを持つ
◯小さな成功に気付く
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